Windows10が更新できない、アップデートに失敗する場合の解決方法

Windowsが更新できない、進まないという場合は、以下のような原因が考えられます。

  • 空き容量が不足している
  • セキュリティソフトが影響している
  • 周辺機器が影響している
  • 古いドライバやソフトが影響している
  • 更新プログラムのデータが多い
  • 過去のプログラムや不要なファイルが影響している

今回は、上記のような原因によりWindowsが更新できない場合の解決方法を解説します。

合わせてWindows DefenderやChromeが更新できないという問題についても解説しますので参考にしていただければと思います。

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Windows 10がアップデート・更新できない原因と解決方法

Windows 10がアップデート・更新できない場合、以下のような原因が考えられます。

  • 空き容量が不足している場合
  • セキュリティソフトが影響している場合
  • 周辺機器が影響している場合

空き容量が不足している場合

Windows 10がアップデート・更新できない場合、システムドライブの空き容量が不足している可能性があります。

このような場合は、不要なデータを削除してドライブの空き容量を増やす必要があります。
ゴミ箱内のデータを削除したり、不要なアプリケーションをアンインストール・削除してみてください。

もしくは、USBやあればDドライブなどにデータを移動させるという方法もあります。

セキュリティソフトが影響している場合

Windows 10がアップデート・更新できない場合、セキュリティソフトが影響している可能性があります。

特にMicrosoft以外のセキュリティソフトを使用している場合は、そのソフトが影響し更新を妨げてしまうということも考えられます。

このような場合は、一時的にセキュリティソフトを停止、削除することで問題が解決する可能性があります。

周辺機器が影響している場合

Windows 10がアップデート・更新できない場合、周辺機器が影響している可能性があります。周辺機器を接続していることで、そのドライバが更新を妨げているケースです。

このような場合は、できるだけ接続している周辺機器を取り外してから再度アップデートすることで問題が解決する可能性があります。

もしくは、先に周辺機器のドライバにアップデートなどがないか確認し、ある場合はアップデートを実行してからWindowsのアップデートを再度実行してみると良いでしょう。

Windows 10のアップデート(20h2・21h1)が失敗を繰り返す原因と解決方法

更新可能なソフトやドライバを古いバージョンのまま使用していると、Windowsのアップデートに失敗する可能性があります。

これは、ドライバやソフトの古いバージョンが20H2などに対応していないからのようです。

たとえば、Microsoft Edgeのバージョンが古い場合、アップデートすると問題が解決する可能性があります。

Windows Updateで「エラーが発生しました」と表示され「再試行」ボタンを押しても変化がない場合

Windows Updateで「エラーが発生しました」と表示され、「再起動」を選択してもうまくいかないという場合、PCの再起動をおこなうと問題が解決する可能性があります。

PCを再起動しても更新ができないという場合は、失敗した更新内容(KBから始まる番号)を控え、そちらを手動でインストールしてみるという解決方法もあります。

Windows 10の更新プログラムが毎回出来ない、失敗する原因と解決方法

Windows 10の更新プログラムが毎回出来ない、失敗する原因と解決方法

Windows 10の更新プログラムが毎回出来ない、失敗するという場合、以下のような解決方法が考えられます。

  • 手動でインストールする
  • セーフモードでWindows Updateを実行する
  • Windows Updateの一時ファイルを削除する

手動でインストールする

Windows 10の更新プログラムが毎回できない、失敗するという場合、更新に失敗した部分を特定して、そのKBファイルを手動でインストールすると問題が解決する可能性があります。

【KBファイルを手動でインストールする方法】

  1. 失敗した更新プログラムのKBから始まる番号を控えておきます。
  2. Windows Updateカタログにアクセスします。
  3. 画面下部に「インストール」ボタンが表示されたら選択します。
  4. Windows Updateカタログページ右上の検索ボックスに控えた番号を入力します。
  5. 該当のプログラムを選択し、「追加」を選択します。
  6. 「ダウンロード」を選択します。
  7. ダウンロードしたファイルを実行します。

セーフモードでWindows Updateを実行する

Windows 10の更新プログラムが毎回できない、失敗するという場合、セーフモードでWindows Updateを実行すると問題が解決する可能性があります。

【セーフモードでWindows Updateを実行する方法】

  1. 「スタート(Windowsマーク)」を選択します。
  2. 「電源」を選択します。
  3. 「Shift」キーを押しながら「再起動」を選択します。
  4. オプションが表示されたら「トラブルシューティング」を選択します。
  5. 「詳細オプション」を選択します。
  6. 「スタートアップ設定」を選択します。
  7. 「再起動」を選択します。
  8. 「セーフモードとネットワークを有効にする」を選択します。(F5キー)
  9. Windowsがセーフモードで起動します。
  10. 設定よりWindows Updateを実行します。

Windows Updateの一時ファイルを削除する

Windows Updateの一時ファイルが影響し、更新に失敗している場合は、Windows Updateの一時ファイルを削除することで問題が解決する可能性があります。

【Windows Updateの一時ファイルを削除する方法】

  1. 「スタート(Windowsマーク)」を選択します。
  2. 「設定」を選択します。
  3. 「記憶域」を選択します。
  4. 「一時ファイル」を選択します。
  5. 該当のファイルを選択します。
  6. 「ファイルの削除」を選択します。

Windows 10の更新プログラムが進まない原因と解決方法

Windows 10の更新プログラムがなかなか進まない場合、以下のような原因が考えられます。

  • 更新内容が多い場合
  • 更新プログラムに問題がある場合
  • ネットワークが不安定な場合

更新内容が多い場合

しばらく更新していなかった場合、更新内容が多く時間がかかってしまっている可能性があります。

更新プログラムを実行する際は、PCを使わない時間などがおすすめです。

一日経っても更新が完了しない場合はその他の解決方法を試してみてください。

更新プログラムに問題がある場合

更新プログラム自体に問題があり、アップデートが進まないことがあります。

このような場合は、修正プログラムの配信を待ち、再度更新を実行してみてください。

ネットワークが不安定な場合

ネットワークが不安定な場合、更新プログラムの進行に遅れが出る可能性があります。

インターネット機器等をチェックして正常に接続できるよう対処する必要があります。

接続を解除してつなぎ直してみたり、PC本体やルーターなどを再起動してみると改善する場合がありますので、試してみてください。

Windows Updateでエラーが起きる、更新できない原因と解決方法

Windows Updateでエラーが起きたり、更新できなかったりする場合、以下のような原因が考えられます。

  • Windows Updateに問題が起きている場合
  • BITSに問題が起きている場合
  • 過去の更新プログラムが影響している場合

Windows Updateに問題が起きている場合

Windows Updateでエラーが起きたり、更新できなかったりする場合、Windows Updateのトラブルシューティングツールを実行することで問題が解決する可能性があります。

【Windows Updateのトラブルシューティングを実行する方法】

  1. 「スタート(Windowsマーク)」を選択します。
  2. 「設定」を選択します。
  3. 「更新とセキュリティ」を選択します。
  4. 「トラブルシューティング」を選択します。
  5. 「追加のトラブルシューティングツール」を選択します。
  6. 「Windows Update」を選択します。
  7. 「トラブルシューティングツールの実行」を選択します。

BITSに問題が起きている場合

Windows Updateでエラーが起きたり、更新できなかったりする場合、BITSのトラブルシューティングツールを実行すると問題が解決する可能性があります。

【BITSのトラブルシューティングツールを実行する方法】

  1. 「スタート(Windowsマーク)」を選択します。
  2. 「Windowsシステムツール」を選択します。
  3. 「コントロールパネル」を選択します。
  4. 「トラブルシューティングツール」を選択します。
  5. 「すべて表示する」を選択します。
  6. 「バックグラウンドインテリジェント転送サービス」を選択します。
  7. 「次へ」を選択します。

過去の更新プログラムが影響している場合

過去の更新プログラムに問題があった場合、Windows Updateが正常に実行できないことがあります。

このような場合はディスクのクリーンアップを実行し不要なファイルを削除すると問題が解決する可能性があります。

【ディスクのクリーンアップを実行する方法】

  1. 「スタート(Windowsマーク)」を選択します。
  2. 「設定」を選択します。
  3. 「システム」を選択します。
  4. 「記憶域」を選択します。
  5. 「一時ファイル」を選択します。
  6. 「Windows Updateのクリーンアップ」にチェックを入れます。
  7. 「ファイルの削除」を選択します。

Windows Defenderが更新できない原因と解決方法

Windows Defenderが更新できない場合、以下のような原因が考えられます。

  • 一時的なシステムエラーの場合
  • Windows Updateに問題が発生している場合
  • Windows Defenderが無効になっている場合

一時的なシステムエラーの場合

一時的なシステムエラーが発生しWindows Defenderが更新できないという場合があるようです。

このような場合、一度PCを再起動し、Windows Updateを実行するとWindows Defenderが更新できる可能性があります。

Windows Updateに問題が発生している場合

Windows Updateに問題が発生し更新がおこなえないため、Windows Defenderが更新できないという場合があります。

このような場合は、前項目までを参考にWindows Updateの問題を解決すると良いでしょう。

Windows Defenderが無効になっている場合

Windows Defenderが更新できないという場合、Windows Defenderが無効になっている可能性があります。

このような場合は、次の手順でWindows Defenderを有効にしてみてください。

【Windows Defenderを有効にする方法】

  1. WindowsキーとRキーを押し、「gpedit.msc」と入力します。
  2. 「ローカルグループポリシー」を選択します。
  3. 「コンピューターの構成」を選択します。
  4. 「管理用テンプレート」を選択します。
  5. 「Windowsコンポーネント」を選択します。
  6. 「Windows Defender」を選択します。
  7. 右側の「Windows Defenderをオフにする」を選択します。
  8. 「ポリシー設定の編集」を選択します。
  9. 有効にする場合、「未構成」または「無効」にチェックを入れます。
  10. 「OK」を選択します。

Chromeを更新できませんと表示される原因と解決方法

PCでブラウザを立ち上げるたびに「Chromeを更新できません」と表示される場合、以下のような原因が考えられます。

  • 更新作業が一時停止している場合
  • 何らかの不具合が起きている場合
  • OSが非対応の場合

更新作業が一時停止している場合

PCでブラウザを立ち上げるたびに「Chromeを更新できません」と表示される場合、PCを再起動することで更新が完了する可能性があります。

一度PCの電源を切ってから、再度起動してChromeが更新されるか確認してみてください。

何らかの不具合が起きている場合

PCでブラウザを立ち上げるたびに「Chromeを更新できません」と表示される場合、Chromeをアンインストールして再インストールすることで問題が解決する可能性があります。

【Chromeを再インストールする方法】

  1. 「スタート(Windowsマーク)」を選択します。
  2. 「設定」を選択します。
  3. 「アプリ」を選択します。
  4. 「Google Chrome」を選択します。
  5. 「アンインストール」を選択します。
  6. Google Chrome – Google の高速で安全なブラウザをダウンロードにてChromeをダウンロードします。
  7. ダウンロードしたファイルを実行します。
  8. Chromeにログインします。

OSが非対応の場合

PCでブラウザを立ち上げるたびに「Chromeを更新できません」と表示される場合、対応のOSにアップデートすることで問題が解決する可能性があります。

対応要件についてはこちらで確認できます。

Chrome ブラウザのシステム要件 – Chrome Enterprise and Education ヘルプ

Windows 10が更新できない、アップデートに失敗する場合の解決方法まとめ

今回は、Windows 10が更新できない、アップデートに失敗する場合の解決方法について解説しました。

Windowsが更新できない場合、まずは、PCの再起動をおこなってみたり、周辺機器が影響していないか確認してみると良いでしょう。
空き容量が少ないというのも更新できない原因のひとつになるため、不要なデータを削除して整理してみてください。

また、ドライバなどのバージョンが古いために更新ができないというケースもあります。
簡単にできる解決方法から実行し、ひとつずつ原因を確認していくのがおすすめです。

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